辛口タロット占いで「相手の気持ち」を探すのはもう終わり。自分のための決断で、苦しい恋を卒業する方法

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

辛口タロット占いで「相手の気持ち」を探すのはもう終わり。自分のための決断で、苦しい恋を卒業する方法 占い
Pocket

彼の気持ちが分からず、気づけば「タロット 辛口」と検索してしまう…。そのお気持ち、痛いほど分かります。答えが見えない暗闇の中で、何かにすがりたくなるのは当然のことです。

しかし、この記事はあなたの未来を占うものではありません。

この記事は、タロットが示す「辛口な結果」を、あなた自身の「心のサイン」として読み解き、苦しい恋に「自分で」終止符を打つための心理学的ガイドです。

この記事を読み終える頃には、占いに振り回される毎日から抜け出し、自分の足で次の一歩を踏み出すための、心の準備ができています。

 

**この記事の書き手**

**香月 実澪(かづき みお)**
**心理タロットカウンセラー / 公認心理師**

 

恋愛心理学と認知行動療法を専門とし、タロットを「自己と対話するためのツール」として活用。恋愛依存に悩む20〜30代女性を中心に、これまで5,000件以上のカウンセリングを実施。大手女性誌での連載経験も持つ。相談者の心に寄り添い、自ら答えを見つけるプロセスを力強くサポートするスタイルに定評がある。

なぜ、答えが怖いのに「辛口占い」を繰り返してしまうのか?

「『もう諦めろってことですか?』これは、カウンセリングの場で私が最もよく受ける質問の一つです。」

あなたも、そう感じたことがあるかもしれませんね。厳しい結果が出ると分かっていながら、ついスマートフォンの占いサイトを開いてしまう。この行動の裏には、はっきりとした心理的な理由があります。

結論から言うと、私たちは恋愛における「不確実性」に、極めて強いストレスを感じる生き物だからです。相手の気持ちが分からない、この関係がどうなるか分からないという曖昧な状態は、心がずっと不安定な場所に置かれているのと同じ。その強いストレスを少しでも和らげるために、私たちの脳は白黒はっきりとした「答え」を求め始めます。

この文脈において、占いは、そのストレスから一時的に逃れるための「痛み止め」のような役割を果たしています。たとえ厳しい結果であっても、「分からない」という最も辛い状態よりはマシだと感じてしまうのです。恋愛における不確実性が原因となり、その結果として占いへの依存が引き起こされるという関係性は、多くのご相談者様に見られる共通のパターンです。

警告:そのタロット、彼の気持ちを占っているつもりが「自分の限界」を映し出しているだけかも

では、辛口な結果が出た時、私たちはそれをどう受け止めればいいのでしょうか。ここで、視点を180度変えてみる必要があります。

「塔」や「死神」のような厳しいカードが出たとします。多くの方は「彼の気持ちがないサインだ」と解釈し、落ち込んでしまいます。しかし、私はこう考えます。「そのカードは、彼の気持ちがないサインではなく、今の関係性に対するあなたの心が『もう限界だ』と叫んでいるサインなのです」と。

占い、特に「辛口」な結果を求める行為は、しばしば「認知的不協和」という心理状態を悪化させる危険性をはらんでいます。「彼から連絡はない(という現実)」と「でも、きっと彼は私のことを想っているはず(という期待)」のように、心の中に矛盾した情報が存在すると、人は強い不快感を覚えます。この不快感を認知的不協和と呼びます。

そして、この不快感を解消するために、「やっぱり彼は私のことなんて好きじゃなかったんだ」という厳しい占い結果を得て、期待の方を諦めさせることで、矛盾を無理やりなくそうとしてしまうのです。占いへの依存が、現実との矛盾を生み出し、その結果として認知的不協和をさらに強化してしまうという悪循環に陥っている方は、決して少なくありません。

占いループから抜け出し、自分の心を取り戻すための3ステップ

この苦しいループから抜け出すために、占いをきっぱりやめる必要はありません。占いの「使い方」を少しだけ変えてみることから始めましょう。ここからは、あなたが自分の心を取り戻すための具体的な3つのステップをご紹介します。

Step1: 占う対象を「彼」から「私」に変える

まず、カードに問いかける内容を変えてみましょう。「彼の気持ちは?」と問うのをやめて、こう問いかけてみてください。

  • 「この状況で、私が本当に望んでいることは何?」
  • 「この恋を通して、私が学ぶべきことは何?」
  • 「私の心が本当に安らぐためには、今、何が必要?」

主語を「彼」から「私」に変えるだけで、占いは相手の気持ちを覗き見る道具から、自分自身の心と対話するための「自己内省」のツールへと変わります。

Step2: 結果ではなく「自分の感情」を書き出す

次に、カードの結果に一喜一憂するのではなく、その結果を見て「なぜ」そう感じたのかを、ノートに書き出してみてください。

  • 「『恋人たち』のカードが出て、ホッとした。やっぱり私は、彼に愛されていると信じたいんだな」
  • 「『塔』のカードが出て、ショックだったけど、どこかで『やっぱりな』とも感じた。もうこの関係が無理だって、本当は気づいているのかもしれない」

このように自分の感情を客観視することで、占いの結果に振り回されるのではなく、自分の本当の願いや恐れを理解する手がかりを得ることができます。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: いきなり「彼を諦める」という大きな決断をしようとしないでください。

なぜなら、この点は多くの方が躓いてしまうポイントだからです。大きすぎる決断は、行動へのブレーキをかけてしまいます。まずは「彼のSNSを見るのを今日だけやめてみる」といった、自分で確実にコントロールできる小さな決断を積み重ねることが、結果的に大きな変化へと繋がります。この小さな成功体験が、あなたの自信を取り戻すための大切な一歩になるのです。

Step3: 自分でコントロールできる「小さな決断」をする

自己内省を通じて自分の本当の気持ちが見えてきたら、最後に、ごく小さな行動を起こしてみましょう。自己内省は、主体的な「決断」を行うための前提条件です。他人の気持ちという不確かなものではなく、自分の気持ちという確かなものを軸にすることで、初めて「この恋をどうするか」という決断が可能になります。

前述のアドバイスのように、「今日は占いサイトを見ない」「仕事帰りに、好きなカフェに寄って自分を労わる」など、どんなに小さなことでも構いません。自分で決めて、実行する。この繰り返しが、他人に委ねていた人生の主導権を、あなた自身の手に取り戻すための、何よりのトレーニングになるのです。

よくあるご質問(FAQ)

Q1: もし、占いで良い結果が出た場合は信じてもいいですか?

A1: 良い結果が出ると嬉しいですよね。その「嬉しい」というご自身の気持ちは、ぜひ大切にしてください。ただし、その結果は「未来の確定」ではなく、「あなたがそうなりたいと強く願っている希望の表れ」と捉えることをお勧めします。その希望をエネルギーに変えて、自分を磨くなど、前向きな行動に繋げていけると素晴らしいですね。

Q2: どうしても彼のことが諦めきれません。

A2: 無理に諦める必要はありませんよ。今回の3ステップは、諦めるためのものではなく、あなたが心の平穏を取り戻し、自分の人生の主導権を握るためのものです。自分の心と向き合った結果、「それでも彼のことが好きだ」と再確認できたのなら、それもまた、あなたにとっての真実なのです。

Q3: 自分と向き合うのが怖いです。

A3: そのお気持ちも、非常によく分かります。自分の本心を見るのは勇気がいることです。だからこそ、まずはStep3でご紹介したような「小さな決断」から始めてみてください。自分を大切にする小さな行動を一つひとつ積み重ねていくうちに、自然と自分と向き合う強さが育っていきますから、焦らないでくださいね。

まとめ:本当の答えは、カードの中にはない

この記事で一貫してお伝えしてきたのは、占いは未来を決めるものではなく、あなたの心と対話するためのツールであるということです。

辛口な結果に怯えたり、甘い結果に期待したりするループから抜け出す鍵は、占いの使い方を少しだけ変え、コントロールできない「相手の気持ち」から、自分でコントロールできる「自分の心の状態」へと、意識の焦点を移すことにあります。

彼の気持ちに振り回されるのは、もう終わりにしましょう。あなたの人生の主導権は、他の誰でもない、あなたが握るのです。

まずは今日一日、占いのアプリを開く代わりに、ノートに「今、何を感じている?」と書き出すことから始めてみませんか。それが、苦しい恋を卒業するための、大きな、大きな一歩になります。


 

**[参考文献リスト]**

この記事は、特定の論文を直接引用したものではありませんが、執筆の背景として、社会心理学における「認知的不協和理論(Cognitive Dissonance Theory)」や、臨床心理学におけるマインドフルネス、認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy)の基本的な考え方を参考にしています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました